シャツ

シャツをフルオーダーしました(後編)

前回はコスパや着心地などを考えるとシャツのフルオーダーがおすすめだよ!!という内容でした。

今回は着心地のレビューとなります。

今回シャツを仕立ててもらったのはシャツ専門の仕立て屋さんで京都にある老舗「谷口シャツ」さんです。

JR京都駅からは少し遠いですが、阪急河原町や京阪電車の清水五条からは近く通いやすい立地です。

 

 

デザインについて

谷口シャツさんでは初めての注文でしたので、超基本的な仕様にしました。

デザインのポイント

  • 襟はセミワイド
  • 台襟はジャケットを着た時に2cmほど出てほしい
  • カフはラウンドの形
  • 基本手洗いなので首周りは少し詰めて欲しい
  • シャツがずり出るのが嫌なのでアームホールはタイトにしてほしい
  • ベストを着るのでタイトフィット

あまり注文を付けないようにしていたのですがかなり注文を付けていますね笑

 

上記のわがままを取り入れてもらって仕立てあがったのが以下のシャツです。

襟の開きはセミワイドです。

カフスはラウンドタイプのボタン留め

カフの長さは8cm

台襟の高さは4.5cm

 

台襟が4.5cmにしているのは着る予定のジャケットを着た時2cmほど出てほしいから

さらの私は首が長いのであまり台襟が低いと首ばかり目立ってしまってダサかったので4.5cmにしました。

 

台襟の高さは好みもありますが、首の短い人が無理に台襟の高いシャツを着るのはお勧めしません。

かつての私の上司は会社に着いた時にネクタイをつけていたのですが、首が短いのに前立てが4cm、台襟が4.5cmのシャツを好んで着ていました。

しかしその上司の首は短く、いつも上を向いてからでないと第一ボタンが留めれませんでした。

よく言えばカールラガーフェルド風

悪く言えばむち打ちの人が着けるコルセット

しかしその上司はそのシャツの形が気に入っているので自身の中ではカールラガーフェルドのようにスタイルなのでしょう。

それでも私にはコルセットにしか見えませんでした。

カールラガーフェルドはスタイルに見えてカッコいいんですが...なんでだろう??

 

 

着心地の感想

アームホールと肩周りのサイズがぴったりと合うので腕を動かしたりしても違和感がありません。

アームホール

着心地を左右する重要な部分です。

谷口シャツ谷口シャツで仕立ててもらったシャツのアームホールはタイトにしてもらいました。

 

既製品のシャツやパターンオーダーのシャツはアームホールを大きく取っていることが多いです。

しかしアームホールが大きいシャツを着ているとスラックスの中に入れている裾が動くたびに少しずつずり上がってきます。

そうするとおなか辺りで生地がダブついていてだらしなく見えてしまいます。

 

アームホールのサイズは好みがあります。

ゆとりを取ってたっぷり目に着るのが好きな方や私のようにとにかくタイトにして動きを妨げないシャツが好き

なので一概にタイトなアームホールが良いわけではありません。

 

肩周り

着心地を左右する重要な部分です。

ここについては好みなんて関係ありません。

ピッタリと体に合うことが重要です。

 

谷口シャツで仕立ててもらったシャツは首から肩にかけてタスキのような皺や後ろを向いた時、背中につき皺と呼ばれる横一文字の皺など一切なくとてもきれいです。

私の肩は大きく、前肩で肩甲骨が大きく発達しています。

この特徴的な肩のおかげで既製品でタイトフィットのシャツを着ていると変なタスキ皺やツキ皺が出てしまって着心地も良くなく肩がこることが多くあります。

とはいえ大きいサイズの既成シャツを着ると野暮ったくなってしまいます。

いつもシャツは着心地とサイズ悩んでいました。

しかし谷口シャツさんでは一から型紙を切って作成してくれますので肩回りにストレスが一切なく着ているのを忘れそうなくらい軽く感じます。

 

袖口

私は時計を着けない上に手のひらまでシャツがかかるのは好みではないので、カフ周りの寸法を少しタイトにしてもらいました。

時計を着ける方の場合は、あまりタイトすぎると袖口と時計がぶつかってカフがつぶれます。

既成シャツでも同じことが言えますが試着の際には実際に時計を身に着けてから試着すべきです。

今回タイトにしたカフのサイズは手のひらにかからないギリギリのところで収まってくれてとても満足しています。

注意ポイント

スーツを着た時に着用する時計ですがタグ・ホイヤーやG-ショックのような巨大なものは避けるべきです。
スーツの袖口にも時計が引っ掛かりますし、時計が異様に目立ってしまい全体を見た時に手錠や手枷を着けているようで野暮ったい印象です。
薄く存在感のない時計がベストです。

 

スーツを着た時の着心地

首周りのサイズが合っているのでジャケットの襟が抜けません

サイズの大きい既成シャツではシャツの前面の生地も多く余っていることがあります。そのようなシャツの上にジャケットを着ると余った生地が波打ったようになってネクタイ当たりに発生することがあります。

シャツが浮いているような感じがしてネクタイを姿を台無しにしてしまいかねません。

やはりVゾーンは無駄なシワが一切ないことが望ましいので上記の写真のようにシワがないことに非常に満足しています。

 

ジャケットから台襟が2cmほど見えます。

ジャットの襟から2cmくらいシャツの襟がみえます。

シャツの肩回りに変な皺がないのでジャケットを着た時の背中がきれいに見えます。

肩回りのサイズが合っていない場合、体を動かしたときにジャケットの襟が抜けてししまうことがあります。抜き衣紋などと呼ばれる現象です。

女性の着物の抜き衣紋は色っぽいですが、男性のジャケットの抜き衣紋はダサいです。

本来抜き衣紋はジャケットのサイズが合っていないときにく起きますが、シャツの肩回りのサイズが合っていないことジャケットの襟が抜けることもあります。

お店の雰囲気

写真を撮り忘れていました。

近いうちに行きますので...その時には必ず取りますので今回はご容赦ください....

京都駅からも近く阪急河原町駅からも近いのですが京都観光で行く場所ではありませんので人の往来はそこまで多くありませんが、建屋はレトロでノスタルジックな雰囲気です。

応対してくださった店主は非常に気さくで話しやすい方でした。

とても丁寧に対応してくださり生地の特徴を一つ一つ説明頂いたり、採寸は数ミリの違いまでこと細かに丁寧にしてくださいました。

私の細かい質問や注文にも細かく対応してくださりまさにbe spokeです。

 

おわりに

シャツのフルオーダーはスーツのフルオーダーに比べてもかなり安いです。

しかも着ていて楽で美しいシャツが仕上がるり高級既成シャツを買おうと思わなくなります(笑)

またこれからも谷口シャツさんではシャツをオーダーする予定ですのでどういった具合に進化していくのかもご覧いただければ幸いです。

シャツ以外にもスーツや靴もオーダーがありますが、初回のオーダーで気に入った着心地やデザインを求めるのは難しいです。

いくら仮縫いや中縫いをしても出来上がりをイメージできませんし、着心地や履き心地も最初からパーフェクトなものはほとんどできないと思った方が良いです。

というのもフィッターや店員さんの好みと自分の好みには微妙なズレがあります。フィッターや店員の好みがそのままあなたの好みに合うわけではありません。逆もまた当然ですね。

その違いを少しずつすり合わせていって自分の好みを作り上げていくのがbe spoke の醍醐味だと思います。

高級ブランドや有名セレクトショップも良いですが、時間をかけて自分の好みを作り上げていくのも楽しいのでトライしてみてください。

 

今回の記事でシャツのオーダーに興味を持ってもらえたら幸いです。

どうしても消耗品として見られてしまうシャツですがスーツ以上に顔に近いので第一印象の良し悪しをもろに左右します。

さらに肌にもっとも近いアイテムなので着心地がダイレクトに表れます。

肩こりなどの原因がシャツの着心地の悪さが小さなストレスとなり蓄積されて現れているんじゃないかなと思うくらい、私の体系に合わせて切り出された型紙から作られるシャツの着心地は軽いのです。

着ているのを忘れるくらいです。

昨今のラグジュアリーブランドの間でも軽さは重要なテーマになっていますがフルオーダのシャツは物理的な軽さだけでなく本来の着心地の軽さを実感できます。

 

谷口シャツさんは清水寺や八坂神社が歩いて行けるほど近く伏見稲荷神社も電車で一本で、観光客がやたらと多くはない少し離れた場所にお店があるという観光には最高の立地です。

あれ?京都観光の宣伝みたいになってる(笑)

関東の方で気になった人は観光のついでに覗いてみるのもアリだと思います。

なかなか訪れる機会がなくって先延ばしにするのももったいないです。

京都に遊びに来たついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

 

ORIN MODAはこんな方におすすめ

  • TPOに合わせた着こなしをしたい
  • ファッション誌をわざわざ買うのは嫌だが知識は知りたい
  • オシャレになりたいわけではないが、かっこよく魅せたい
  • スーツスタイルをワンランク上にしたい

ご覧いただきありがとうございました。

 

 

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  • この記事を書いた人

orin

大阪市内で働いているサラリーマンです。 スーツに関する情報を発信しています。 以前に高級フルオーダーの営業として働いた経験があります。 今もスーツが好きで日々知識を増やしオシャレにも挑戦しています。 ビジネスとしてのスーツとオシャレとしてのスーツの違いやポイントについて解説しています。

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