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カジュアルでもシャツ選びは重要 Maria Santangeloのレビュー

シャツやニット選びはオシャレをするときの重要アイテムです。

なぜならシャツやニットは顔のすぐ真下にあるので顔映りにダイレクトに影響するからです。

オシャレは全体のバランスで決まります。

ジャケットや靴だけが超高級品であってもオシャレに見えない人をみかけますが、

その理由として考えられるのは

ータルコーディネイトの失敗

していることが多いように思います。
※もちろん靴好きでこだわりある靴を履いている方や特定のブランドを好んで着ている方を悪く言うつもりはなありません。あくまでトータルです。

 

トータルコーディネイトとは頭の先から足の先までの全体を眺めた時のバランスです。

その時に中心になるのは顔です。

色々省略しますが...

要するにオシャレの土台となるのがシャツやニットなんです。

オシャレのポイント

土台となるシャツにこだわる

そこで今回はMaria Santangelo(マリアサンタンジェロ)というイタリアはナポリのシャツメイカーのシャツを購入したのでご紹介します。

今回購入したシャツは3枚

どれもカジュアルなものですが、ドレスにも合わせることができてる万能アイテムたちですので、ビジネスカジュアルや休日スタイルなどで程よい抜け感やドレス感が欲しいという方の参考になれば幸いです。

こんな方におすすめ

  • カジュアルでも上品にシャツを着たい方
  • どういう基準で買い足すかわからない

購入した基準について

 

購入した3枚のシャツはいずれもカジュアルシャツです。

これらは 神戸三田プレミアム・アウトレットの高島屋にて購入しました。

店舗内にはTAGLIATORE(タリアトーレISAIAといった有名セレクトショップにも並んでいる名だたるブランドが置いてありました。

ジャケットがとにかく安くお買い得ではありましたが、今回はシャツを選びました。

 

現在カジュアルで着るジャケットは石田洋服店で仕立てたキャメルジャケットを中心に構成したい

石田洋服店で仕立てたキャメルジャケットはとにかく使い勝手が良く、通常のキャメルほどくすんだ黄色ではなく、少し赤みがかった黄色となります。

このジャケットを着ているだけで上品になり、どんなアイテムでも合わせることができるので幅広く着回しが出来ます。

シャツやニットをテキトーに選んでもそれなりにハマるので便利なのですが、キャメルジャケットをもっと活かした着こなしについてチャレンジしてみたいと考えておりこのジャケットに合うシャツを購入することにしました。

 

なので今回購入したシャツ3枚はいずれもキャメルジャケットとの構成を考えて購入しました。

また購入当時の服装はデニムを履いていたこともあり上品なキャメルジャケットを履き込んだデニムのように少し砕けたアイテムにも合うように構成してみました。

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購入したシャツについて

購入したシャツはいずれもMaria Santangelo(マリア サンタンジェロ)というイタリアはナポリのシャツブランドが手掛けるものです。

1953年に設立されたイタリア・ナポリ発のカミチェリアであるMaria Santangelo(マリア サンタンジェロ)のシャツは、ナポリで家族代々受け継がれる伝統的な仕立て技術を守りつつ、一点一点ハンドメイドによって作り続ける工房から生み出されています。
職人の数は30人ほどで小規模なファクトリーではありますが、その品質はメゾンブランドからの信頼も厚く、イタリア国内のみならず世界中で高い評価を得ています。
Maria Santangeloのシャツは快適な着心地とシルエットはもちろんのこと、美しい衿やカフスなどに見られる柔らかな曲線と仕立ての良さ、気品あふれる雰囲気が持ち味のクラシック且つモダンな仕上がりです。

引用:guji

 

生地について

購入したのはコットン、デニム、フラノの3種類の癖のあるシャツばかりです。

コットンシャツ

非常に柔らかく光沢があり、カジュアルになり過ぎずドレスとして着用も十分に可能です。

ドレスとして着用をしてもどこかリラックスした印象で、オフィスカジュアルで着るようなジャケットとは相性が良いですが、スーツのようにパリッとした印象のジャケットとは相性は良くありません。

カラーステイが付いてあるのでネクタイをしたときに襟先がだらけることはありません。

ネクタイなしに前ボタンを開けて着る際はカラーステイを外すことで襟先がより大きく広がりとてもリラックスした印象になります。

デニムやコットンパンツなどとも相性が良く非常に幅広い着こなしが出来て便利です。

デニムシャツ

生地そのものはデニムにしては柔らかく硬さはありません。

生地に光沢がありまた黒く花柄のプリントがしてあるので男臭さというかデニム特有の硬派な感じはなくドレスパンツに合わせることもでき、花柄が抜け感を出してくれます。

そのドレスライクな印象からデニムパンツに合わせてもどこかドレスっぽく仕上がります。

カラーステイが付いてあるので取り外し可能です。

 

フランネルシャツ

フランネルシャツは細かいタッターソールチェックで色はグレーを基調として黒、黄色が入っています。ドレスで着用するには難しいですがデニムとは相性が抜群です。

私の偏見に満ちた印象ではタッターソールのフランネルといえば一昔のオタクの服という印象でしたが配色や仕立ての良さからそのような印象はありません。

デニムにフランネルといえば、いかにもアメリカンな雰囲気がありますが、さすがイタリアというべき上に少しドレスライクなジャケットを合わせてもカッコよく決まります。

カラーステイが付いてあるので取り外し可能です。

 

着心地について

コットンシャツの着用例

どのシャツも着用したらとてもスリムに見えます。

単純に身頃を細く仕上げているのではなくアームホールを小さくしカマと呼ばれる脇下位置を高く設定することで腕の始まる位置が高く見せることができよりスリムにみえます。

腕は細く極端に腕が太いという方以外は問題なく着用できます。

上からニットを着たとしても袖周りで生地がもたつくこともありません。

アームホールを小さいのでシャツが腕の可動の邪魔をしないようになっているので窮屈な感じは一切ありません。さすがはシャツ専業ブランドという印象です。

ただし立体的に作られているのでアイロンは少し難しく感じました。

 

おわりに

冬場のオシャレではジャケットやコートなど目立つところばかり注目してしまい、シャツやニットなどのアイテムは次に回されてしまいます。

ジャケットは派手目なのにシャツはビジネスでも使えそうなものであったり、見るからにビジネスシャツを流用しているという人を見かけることがあります。

この合わせ方は非常にもったいないです。

また無難に黒のタートルネックを合わせてしまう人も多いです。
※黒のタートルネックはとてもカッコよくて便利なアイテムですが、簡単すぎて凡庸な仕上がりになっていしまいます。下手を打つと大学生ファッションになります。
こういった超便利な黒のニットなどはシルクのような光沢があるものが混紡してあるモノカシミヤや高番手のウールを使用したモノで高級感を出してあげることで強烈な差別化が図れますが、ニットだけが高級品で他は凡庸ではバランスが悪いのでどうしてもジャケットとパンツも高級素材にしないといけなくなります。

 

たしかにシャツやニットはジャケットやコートを着てしまえばほとんど隠れてしまいジャケットが主役になるので、あまり重視しても意味がないと思うことはあるでしょう

しかし最初に申しました通りシャツやニットはあなたの顔映りに影響します...

ということはジャケットやコート、パンツや靴をいくらこだわろうが、全体を見た時に一番重要となる顔映りが悪いようでは、せっかくのオシャレも台無しになりかねません...

どれだけオシャレをしようが結局は顔映りの印象が全体を決めてしまうくらい顔映りの良し悪しは重要です。

 

今回ご紹介したシャツはどんなスタイルにも合わせることが出来るので痒いところに手が届くアイテムばかりでした。

オシャレが決まらないという方はシャツでグレーやデニム地などからスタートしてみたらいかがでしょうか?

 

男性は女性と違い個々のアイテムを見てしまい全体のバランスを見てコーディネイトが苦手な傾向があるようです。

そのため個々のアイテムにはすごくこだわって良いものを持っていたり知識も豊富なのに肝心なコーディネイトができないという方が多いそうです。
※私もその一人で毎回コーディネイトで困っています....

それを解決するのに手っ取り早いのが全身が見える姿見の鏡を置くことです。

そこで全体の雰囲気を見てコーディネイトするとバランスよくオシャレが出来ます。

 

今回ご紹介したようなシャツを持っているだけで気張ったオシャレや手抜きのオシャレにも使えるので非常に便利だと思います。

皆さんのオシャレの参考になれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。

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orin

大阪市内で働いているサラリーマンです。 スーツに関する情報を発信しています。 以前に高級フルオーダーの営業として働いた経験があります。 今もスーツが好きで日々知識を増やしオシャレにも挑戦しています。 ビジネスとしてのスーツとオシャレとしてのスーツの違いやポイントについて解説しています。

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